最近よく耳にする、NetflixやHuluなどの動画サービスをご存知でしょうか。
スマホやパソコンなどから、インターネット上で動画を見ることができるサービスです。
この動画配信サービスを【VOD(ビデオオンデマンド)】と言います。
- VOD(ビデオオンデマンド)?
- NetflixやHuluって聞いたことがあるけど、仕組はなんだかいまいちわからない。
と思っている方も多いんじゃないでしょうか。
おすすめ主要VODサイトの比較もしているので、読み終わるころには、「動画サイト登録しようかな。」といった悩みは解決されているはずです。
また筆者の経験から登録の際の注意点もご紹介しています。
3分もかからず読めるので、登録を悩んでいる方は是非読んでみてください。
VOD(ビデオオンデマンド)とは?ネット上で動画を見れるサービス
VOD(ビデオオンデマンド)とは、“動画配信サービス”。
パソコンやスマートフォンからインターネットを利用し、映画や海外ドラマ、アニメなどが見られるサービスのこと。
いつでもどこでも好きな時に動画が見られるサービスは、広く言えばYouTubeなどもVODの一つです。
しかし実際は一定の料金を支払いアニメやドラマを見るサービスを指すことが多く、NetflixやHulu、Amazon プライムビデオなどが有名です。
VODの主なサービス形態3つ
VOD(ビデオオンデマンド)のサービスは大きく分けて3つあります。
- 定額料金を支払って動画が見られる、SVOD(定額型)
- 無料で動画が見られる、AVOD(広告型)
- 作品ごとに課金することで動画がみられる、PPV(課金型)
英語が並んでいますが、内容はとっても簡単なので安心してください。
もう少し詳しく解説していきますね。
①SVOD(定額型)
SVOD(定額型)とは、「Subscription Video On Demand(サブスクリプション・ビデオオンデマンド)」の略。定額動画配信サービスです。
月額料金を支払えば、毎月好きなだけ動画が見られるシステム。
- Netflix
- Hulu
- Amazon プライムビデオ
- U-NEXT
- dTV など
スマートフォンなどの端末にダウンロードすれば、オフラインでも動画が楽しめます。
②AVOD(広告型)
AVOD(広告型)とは、「Advertising Video On Demand(アドバタイジングビデオ・オンデマンド)」の略。広告動画配信です。
視聴者は無料で動画配信画が見られるサービス。
例えばYouTubeなど、動画の間に広告がありますよね。
広告会社がユーチューバー(動画配信者)にお金を支払っていて、広告会社と動画配信者の間でお金のやり取りがありますが、視聴者は無料ということです。
最近ではYouTubeが良く取り上げられますが、テレビもこのAVOD(広告型)に入ります。
スポンサーからの広告費でテレビも成り立っているので、仕組みは同じですね。
③PPV(課金型)
PPV(課金型)とは「Pay Per View(ペイ・パー・ビュー)」の略。動画の作品ごとに課金し、映像が見られます。
PPV(課金型)には2種類あります。
- EST(買い切り型)
ESTとは「Electric Sell-Through(エレクトリック・セルスルー)」の略。ネット上で動画を購入するシステムです。端末に動画の保存ができ、オフラインでも動画が見られるようになります。ただし最近は端末にダウンロードができず、購入サイト上で動画を楽しむタイプも出てきたようです。 - TVOD(レンタル型)
TVODとは「Transactional Video On Demand(トランザクショナル・ビデオオンデマンド)」の略。期間限定で動画が見放題のサービス。期間が過ぎてしまえば見られなくなりますが、EST(買い切り型)よりは安価です。
簡単に言えば、
EST(買い切り型)は一度購入すれば制限期間なしで動画が見られる。
TVOD(レンタル型)は安価だが、動画が見られる期間が決まっている。
ということです。
VODの大まかな歴史を解説
1990年代 ビデオレンタルショップの市場がピーク。
1996年 京王プラザホテルが客室デジタルVODサービスを開始する。
2005年 フジテレビが自社制作の番組を配信する
「フジテレビ オンデマンド(現・FOD)」をスタート。
2008年 iPhone3G発売される。
2011年 「Hulu」が日本に上陸。
2015年 「Netflix」が日本に上陸。
Amazonが「Amazon プライムビデオ」を開始する。
1990年代、「TSUTAYA」や「ゲオ」などのビデオレンタルショップの人気がありました。1996年には日本で初めてホテルの客室でVODのサービスが開始し、徐々に全国へ広がっていきます。2005年にはフジテレビなどのテレビ番組が、オンタイムで見られなかった人へ見逃がし配信を始めます。2008年にiPhone3Gが発売され、今までパソコンに対応したサービスが、スマートフォンでも対応できるようになりました。そして2015年にはNetflixやAmazon プライムビデオが日本に上陸し、この年は日本のVOD元年と言われています。
スマートフォンとインターネットの普及がVODに大きな変化をもたらしました。
インターネットが早くつながるおかげで、いつでもどこでも好きな時に動画を見ることができます。
VODサービスの主なメリット5つ
①いつでもどこでも好きな動画を視聴できる
スマートフォンやタブレット、パソコンなどの端末さえあれば、いつでもどこでも好きな動画が見られます。
インターネット上ですぐに好きな動画が探せるので、お店に足を運ぶ必要もなく、無駄な時間は一切かかりません。
②幅広いジャンルの動画を楽しめる
見られる動画の種類は幅広く、アニメ・ドラマ・バラエティ・映画・スポーツなど。
中にはオリジナルコンテンツを配信しているVODもあります。
最近では多くのVODがオリジナル作品を配信しています。
例えば、山田孝之さん主演の「全裸監督」など実話を元にした衝撃内容のドラマは、テレビでは決して見ることができないNetflix限定作品です。
各社のオリジナル作品はクオリティが高く、それぞれの特徴にもなっています。
③複数のデバイスで再生できる
ほとんどのVODでは、1つの契約で複数のデバイスから視聴できます。
友達や家族と共有することも可能です。
友達や家族でシャアすればかなりお得にVODを楽しむことができます。
ただし、同時に視聴できるデバイスの数は各社によって異なります。
シェアする前提で契約をするなら、契約前に確認が必要です。
④動画をダウンロードしてオフライン視聴ができるサービスも
インターネットがつながっている時に、見たい動画を端末にダウンロードしておくと、オフラインでもいつでも動画を楽しむことができます。
先にダウンロードしておけば、外出時のデバイスの充電消費も防げるので便利です。
ただし、VODによって動画のダウンロードできないタイプもあるので注意が必要です。
⑤初月は無料期間でお得に使えることが多い
ほとんどのVODでは、無料期間があります。
日数はVODのよってさまざまですが、登録した初月の1ヵ月のことが多いです。
無料期間内に退会することも可能なので、どこのサイトで登録しようか迷っている人は、この期間の利用をお勧めします。
VODサービスの主なデメリット3つ
VODは便利でメリットがたくさんありますが、その分デメリットもあります。
3つのデメリットをご紹介します。
①解約しない限り、サービス料が毎月かかる
解約の手続きをしっかり行わないと、毎月料金が発生してしまいます。
退会がうまくできておらず、翌月に料金が発生したということもあるので、解約手続きを行ったら、再度解約できたかどうか確認が必要です。
またアプリを消しただけでは、解約にはなりません。
各公式ホームページから解約の手続きはきちんと行いましょう。
②動画の視聴に通信料がかかる
VODを視聴するには、インターネットを使用するので、通信料はかなりかかります。
月の初めに動画を見すぎて、月末はネットが遅いなんでことにもなりますので、注意が必要です。
自宅にWi-Fi環境が整っている人は、VODのダウンロードサービス利用をおすすめします。
③海外からは視聴できないサービスが多い
ほとんどのVODは海外からは見られません。
日本で契約していても、一歩海外に出れば見ることができないので、長期的な海外滞在がある場合は注意が必要です。
海外在住でも、初めから登録しなおせば見られます。
しかし国によって使えるサイトが決まってきたり、無料期間がなかったりするので確認が必要です。
オススメの主要VODサービスの紹介
Netflix | 月額800円~
動画配信数・1万本 おすすめ動画ジャンル・オリジナル作品 オフライン視聴可能 |
hulu | 月額933円(税抜)
動画配信数・5万本 おすすめ動画ジャンル・海外ドラマ オフライン視聴可能 |
U-NEXT | 月額1,990円(税抜)
配信動画数・13万本 おすすめ動画ジャンル・新作映画 PPV可能 オフライン視聴可能 |
FODプレミアム | 月額888円(税抜)
動画配信数・2万本 おすすめ動画ジャンル・国内ドラマ PPV可能 |
Amazonプライムビデオ | 月額500円
※ただしAmazonプライム会員(年間税込み4,900円)になると、自動的についてくる。 動画配信数・6万本以上 PPV可能 オフライン視聴可能 |
さらに詳しく知りたい方はこちらをどうぞ
「主要VOD10選を徹底比較!あなたが登録すべき動画配信サービスはこれ!」
まとめ:無料期間を利用してVODを試してみよう
今回はVOD(ビデオオンデマンド)の特徴や歴史、メリットやデメリットについて解説しました。
VODは空いた時間など、いつでもどこでも好きな動画が楽しめるサービスです。
細かなサービス内容は各社さまざまで、それぞれの特徴があり、おすすめポイントがあります。
ぜひ自分の求めているVODを見つけてください。
なかなか決めきれない時は、各社に用意されている無料期間を最大限活かしましょう。
筆者:なつき
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